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「英検®」準1級合格のポイントズバリ教えます!

▼2024年度からの試験内容の変更点

1次試験時間 変更なし
リーディング 41問→31問(10問削除)
・大問1:短文の語句空所補充→7問削除(単語問題)
・大問3:長文の内容一致選択→3問削除(設問No. 32-34)
ライティング 1問→2問
既存の「意見論述」問題に加え、新しく「要約」問題が追加
スピーキング No.4のQuestionに話題導入文が追加

1.英語力のレベル

レベルは大学中級程度とされているので、準1級と2級では難易度にかなり差を感じる方も多いでしょう。必要な語彙数は約7,500語と2級レベルにプラス2,100語アップとなり、出題される語彙も抽象的な語や専門用語が多くなるため、しっかりと語彙の学習をする必要があります。

2.受検のこころがまえ

リーティングとライティング合わせての試験時間が90分です。2024年度よりリーディング問題が10問減った代わりにライティングの「要約」問題が追加となりました。
「意見論述」問題で120~150ワードのエッセイライティング、「要約」問題は約200ワードの英文エッセイを60~70ワードに要約するという内容で、試験時間には変更がない中、如何にリーディングパートで10問減った時間を2問のライティング問題に回せるかというところが重要になるでしょう。因みにライティング問題の出題順は要約問題~意見論述問題となっています。

★要約問題について
要約問題に出題される200ワード程度のエッセイは3つのパラグラフから構成されていますが、以下のような手順でまとめていきます。

1.エッセイ全体を読み、エッセイの主張が何であるかを特定し、何を伝えたいのかを把握して要約していきます。
2.具体的な用語や数値、固有名詞等は総称的な語やフレーズ、抽象的な表現に言い換えて行きます。
例)Norway, Sweden, Finland→Scandinavian countries / decreased by 80 %→significantly decreased
3.論理性を構築するためにパラグラフを意識しつつ、要約文の構造も本文と同じ構造で要約していきます。第1パラブラフではエッセイの主張の特定、第2、3パラグラフそのつながりに気を張り、第1パラグラフの原因や結果等がどう論述されているかを簡潔に要約していきます(例えば第2パラグラフがPositiveな内容に対して第3パラグラフはNegativeな面を論じている等)。
4.似たような言葉、不必要に長い情報、繰り返される文などは総称的な言葉を使ってまとめ、要約を簡潔にしていきます。
5.最後の重要点は前提知識がなくても要約文だけを読んで元となるエッセイの主張が要約文で表現できているかを確認します。また要約文という性質上、指定語数である最高70ワードを超えていないかも確認してください。

(パラフレーズに関して)
上記のような手順で要約していくのに一番重要なのは“パラフレーズ(言い換え)”の力を磨くことです。パラフレーズの練習では1つの文の単語や構造を変えつつ(例えば具体的な表現を抽象的な表現に書き換える、能動態の文を受動態に変える等)、同じ意味の文に書き換えることができるような練習が必要です。
解答例を見て要約文ではどのようなパラフレーズが使ってあるかを確認したり、AI等も有効に使いながらパラフレーズの文を作成するなどしてその力を磨いてください。

★意見論述問題について
TOPICに対して賛成か反対か(Agree or Disagree)の立場を明確にし、指定されているPOINTの4つの中から最低2つを使い、自分の意見をまとめ上げるという内容です。自分が最初に表明した意見に矛盾する内容の理由や説明を書かないようにしましょう。賛成であれば、賛成であることをサポートする理由を述べ、反対の場合は反対の立場をサポートする理由でまとめ上げ、結論まで導いていきます。

エッセイライティングが2問になりライティング問題に使う時間を計算しながらリーティング問題に取り組む必要があります。90分のうち、50分~60分をリーディングにあて、30分~40分をライティング問題に使えるような時間配分がいいと思われます。
個人差はありますが、ライティング問題2問を40分以内でまとめ上げることができるような練習を積み、常に時間を意識した対策をすることで、合格が近づいてくることでしょう。

3.合格のポイントは?

リーディング問題が減りましたが、リーティングに使える時間を考えると、読解問題で日本語に訳して意味を理解した上で回答していく時間はほとんどありません。
文章を頭から読み、その場でフレーズごとに理解していく「直解読法」をマスターし、リーティングスピードをアップする必要があります。
前置詞、関係詞、接続詞など文の切れ目になるところはどこかを的確に判断し、文章を頭から理解できるようにトレーニングしましょう。

そのためには、各文の切れ目とその意味と内容を意識しながら音読をすることが効果的です。
意味がわかる英語の音読を繰り返し、最終的には150ワード/分程度の速さで音読できるようになると、黙読スピードも確実にアップします。
また、音読をすることで、英語の語感も身に付くのでリスニング力アップの効果も期待できます。リーティングスピードの強化のためにも是非実行してください。

上記のようにライティング問題の比重が高くなっているので、上記のような細かい点はもちろんですが、全体的には内容、構成、語彙、文法といったエッセイライティングの基本となる点に気を配りながらライティング対策に取組んでください。

スピーキングテストのNo.4のクエスチョンに“話題導入文”が加わりました。話題導入文が質問に加わったことで、問題カードのトピックに関連のある質問になったため、問題カードのトピックと関連がない質問を唐突にされることが無くなりました。この変更は受検者にはNo.4の質問により答えやすくなった変更と言えるものなのでポジティブに捕らえましょう。
尚、スピーキングの問題は社会性のある出来事を取り上げることが多々あるので、普段からニュースや新聞等でそれらの出来事に自分の意見や考えを英語で述べることが出来るように練習しましょう。

◆試験内容:筆記90分 / リスニング約30分 / スピーキング約8分



とにかく合格したい人の英検®ネットドリル活用術!

(1)学習計画を立てるべし!
英検®ネットドリルは「でる順パス単」「過去問集」「7日間予想問題ドリル」と3種の教材を収録しています。基本学習(でる順パス単のみ)⇒トレーニング⇒確認テストと進めていきましょう。間違ったところは「弱点チェック」に反映されるので克服しましょう。「確認テスト」では、合格ラインに達しているかを確認できます。また、過去問集では「全国模試」機能もありますのでぜひ活用してください!

学習計画をたてよう

(2)単熟語は問題形式に慣れるべし!
単語帳で憶えても問題形式で出題されると意外と答えられないものです。「トレーニング」メニューで何度も確認しましょう。英検®は選択問題ばかりなのでスペルまで覚えなくてもなんとか解答できますが、学校の英語・受験対策まで考えて使う方はノートを併用して、スペルを書く勉強もしましょう。

問題形式に慣れよう

(3)熟語の例文を音読すべし!
英検®ネットドリルの熟語問題には音声付きの例文が必ず付いてくる。単に聞き流すだけでなく例文を言えるように練習するとリスニングが飛躍的に伸び、スピーキングの練習にもなります。できるだけ大きな声で口を動かして音からも英語をしっかりと学習しましょう。

例文を音読しよう

(4)リスニングを制すべし!
効果的な勉強方法は何度も聞いて耳を英語に慣らしていくこと。英検®ネットドリルはCDでの学習と違い、クリック1つで音声を何度でも繰り返しリピートして聞くことができる。最初は聞くことができなくても回数をこなしていると段々と聞こえるようになってきます。最初は3回~4回と聞いていたところを徐々に減らしていき最終的には1回でわかるように耳を鍛えていきましょう。


リスニングを制すべし

(5)穴埋め問題の鬼になるべし!
リスニングの次に出題が多いのはパート1の穴埋め問題。例えば3級は予想問題集まで含め195問あるが、それを徹底的に覚える。単に答えを覚えるのではなく、解説に書いてある他の語句の意味や文全体の意味などまでしっかりと書いて覚えること。「トレーニング」メニューで鍛え上げましょう。この部分を徹底学習することで長文を読む際にも十分その効果は表れます。リスニング同様、パート1で必ず8割正解できれば、さらに合格への道が近いものになることでしょう。


穴埋めの鬼になる

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なぜ英検®ネットドリルrは効率がいいの?

英検®ネットドリルは、英検®受験教材の最高峰、旺文社の「でる順パス単」「過去6回全問題集及びCD」「7日間完成予想問題ドリル」という3種の教材を、丸ごと収録しています。これらは教材の心臓部ですが、機能のほんの一部に過ぎません。 これまでのペーパー教材の弱点は、学習の進み具合を客観的に評価しづらいことです。そして多くの受検生が感じるのが、辞書やリスニングCD、教材などバラバラで、わからないことを調べるだけでも時間がかかってしまうこと。これらを解決したのが英検®ネットドリルです。使い込むほど、受検級が上がるほどにその効果を実感できることでしょう。

多くの教育機関でも採用されています!

当教室では、英検®学習をしているすべての児童・生徒が使用しています。導入後の結果は英検®の取得率が30%ほどアップ。中学卒業までに準2級を取得する受講生は1.5倍になりました(教室の声より)。

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