「英検®」5級合格のポイント
1.英語力のレベル
中学初級程度の英語力が目安となります。小学校の英語必修化とともに、中学入学前に5級を取得を目標とする小学生が増加していて、小学校以下で年間約40万人以上が受験しています。
2.受検のこころがまえ
家庭、学校、買い物、スポーツ、道案内など身の回りで使う初歩的な単語や会話文の理解が問われます。リスニングや会話表現をしっかりと学習しましょう。
◆試験内容 : 筆記25分 / リスニング約20分
3.合格のポイントは?
単語数は約600語。中1の三単現のs、現在進行形や助動詞canなどをしっかりと把握するのがポイントです。2016年度第1回検定からは、リーディングもリスニングも60~70%を目安にそれぞれ得点する必要があります。特にリスニング問題は繰り返し学習することで、リスニングの正解率を高めることができます!
(1)学習計画を立てるべし!
英検®ネットドリルは「でる順パス単」「過去問集」「7日間予想問題ドリル」と3種の教材を収録しています。基本学習(でる順パス単のみ)⇒トレーニング⇒確認テストと進めていきましょう。間違ったところは「弱点チェック」に反映されるので克服しましょう。「確認テスト」では、合格ラインに達しているかを確認できます。また、過去問集では「全国模試」機能もありますのでぜひ活用してください!
(2)単熟語は問題形式に慣れるべし!
単語帳で憶えても問題形式で出題されると意外と答えられないものです。「トレーニング」メニューで何度も確認しましょう。「英検®」は選択問題ばかりなのでスペルまで覚えなくてもなんとか解答できますが、学校の英語・受験対策まで考えて使う方はノートを併用して、スペルを書く勉強もしましょう。
(3)熟語の例文を音読すべし!
英検®ネットドリルの熟語問題には音声付きの例文が必ず付いてくる。単に聞き流すだけでなく例文を言えるように練習するとリスニングが飛躍的に伸び、スピーキングの練習にもなります。できるだけ大きな声で口を動かして音からも英語をしっかりと学習しましょう。
(4)リスニングを制すべし!
効果的な勉強方法は何度も聞いて耳を英語に慣らしていくこと。英検®ネットドリルはCDでの学習と違い、クリック1つで音声を何度でも繰り返しリピートして聞くことができる。最初は聞くことができなくても回数をこなしていると段々と聞こえるようになってきます。最初は3回~4回と聞いていたところを徐々に減らしていき最終的には1回でわかるように耳を鍛えていきましょう。
(5)穴埋め問題の鬼になるべし!
リスニングの次に出題が多いのはパート1の穴埋め問題。例えば3級は予想問題集まで含め195問あるが、それを徹底的に覚える。単に答えを覚えるのではなく、解説に書いてある他の語句の意味や文全体の意味などまでしっかりと書いて覚えること。「トレーニング」メニューで鍛え上げましょう。この部分を徹底学習することで長文を読む際にも十分その効果は表れます。リスニング同様、パート1で必ず8割正解できれば、さらに合格への道が近いものになることでしょう。